恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】
「うっせぇ……」
と、次はそんなことを言われた。
「もう…………」
呆れた……
「愁さんも篤斗くんもありがとう」
「「え?」」
「二人も手伝ってくれたんでしょ?」
「まあ、少しだけど…………」
「だから、ありがとう」
そう言うと、二人は照れ臭そうに笑った。
「じゃあ、ご飯たべよ〜」
篤斗くんの声掛けで4人でご飯を食べた。
パンだけど………
どうやら、篤斗くんがいつも買ってくるらしい………
こんな食生活で大丈夫?と、疑問に思った。
「愛依ちゃん、今日倉庫行くの?」
パンを食べ終わると、突然、愁さんに聞かれた。
「倉庫?」
「うん。
鬼翠のメンバーが集まるところ………って、まさか……」