恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】
「それは、もちろん、襲われたり………」
「えっ?何言ってんの?
そんなこと、煌くんはしないよ!」
煌くんはそんな人じゃないよ。
「へぇ………先輩、本気なんだ」
麻凛は一人で納得し始めた。
「ふーん。
それにしても、先輩も大変だね。
周りから見れば、すぐにわかるのに、肝心な本人が全く気がついてないもん」
「えっ?やっぱりそうなの?」
今度は、何の話ですか?
先生もなんか食いついてるし………
先生って…今さらだけど、スタイルいいし……美人だ。
白衣が似合ってる。
巻いてる髪が、さらに女を引き立てているような感じがする。