恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】
「……うん」
わたしが肯定の意を表すと、握っていた手をそのまま引っ張り、わたしをベッドの中へ誘ってくれた。
と、言っても煌くんは、座ってたから……わたしは煌くんの上に座る形になっちゃったけど。
それにしても……顔が……近い……//////
恥ずかしくて煌くんから視線を外した。
「愛依……」
名前を呼ばれて煌くんを見ると、間髪いれずにキスをされた。
何度も何度も角度を変えて………
煌くん……
なんだか…不安がなくなっていくような気がする…
胸のなかが、満たされていくような感じがする。安心感……なのかな……
しばらくキスが続いて……離れたのは、数十分経った頃だった。