恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】
昨日の夜…初めて愛依と身体を重ねた。
前から…そういう気持ちはあったけど……記憶のない愛依に手を出していいのか……愛依は、そんな気持ちは、ないんじゃないかと思い、距離を置いた。
自分の理性を保つために……
だけど…結局それは崩れ去り、男が愛依に触れること、愛依が男に気を許していることにイライラして……
愛依にそれを、ぶつけてしまった……
結果……愛依を泣かせて、終いには…嫌なことを思い出させてしまった……
だけど…(愛依を襲った)奴等は奴等、俺は俺……それをわかってくれたからよかった……
そうじゃなきゃ……今頃は………
身体を重ねるどころか、触れさせてもらうことも出来なかったかもしれない…