クールな王子は蜜の味

智也side

・・・

オレは美術室で寝ていた。

・・・

ここは凄く日当たりがよく、

昼寝にはもってこいの場所。

それなのに・・・

突然鳴り響いた携帯。

・・・

着信は、秋人。

・・・ったく。

オレは仕方なく電話に出た。

・・・

秋人の言葉に、

危うく携帯を落としそうになった。

・・・

電話を切ったオレは、

美術室を飛び出した。

・・・

木山は、

なぜかオレの事を嫌ってる。

・・・

嫌われる理由・・・

それは、アイツとオレは正反対だから。

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