アカイ花†Vermilion Flower

「どうして、こんなこと

 本気なの?」


今更、本気じゃないと言われても困るんだけど・・・


「俺は本気だよ」


貴方の指先が私の乱れた髪に触れると、私の胸は今もズキッと痛むの。


『どうして、勝手に黒髪を
 切ったりするんだ
 
 お前には、似合わない』


きっと、うまくいかない・・・そう、思ってしまうの。

いずるさんへと走り出した私の想いは、こうして、ストップが利いちゃう。


「私達、きっとうまくいかない」


いずるさんから距離を取ろうとした私を貴方は放してはくれない。


「過去に君に、酷い仕打ちをした
 俺を信じられない?」

「ううん・・・

 ただ、怖いのかもしれない」
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