今日も、明日も、明後日も
距離を詰めるその唇に、ますます心臓の音は早くなる。
だ、ダメ。このままじゃ、触れてしまう。そんなのは、ダメ。
「いっ、伊織さん!ダメっ……」
「ん〜……モフモフだね〜……マリー……」
「……へ?」
ま、マリー……?
「うーん……今日もいい毛並み……後で散歩行こうね……よしよし〜……」
その言葉の内容から、彼は私を犬か何かだと勘違いしているらしい。
あぁ、犬……犬ね…、犬……。
「っ〜……起きろ!!!」
バチーーンッ!!
「ぎゃあっ!!何!?何事!?」