愛してる
「…愛瑠先輩」


『ん?どうしたの?』


そんな目で見つめないでくれるかなぁ…


「あの人のこと好きになっちゃいましたか?」


へ?


『あの人って…店の人?』



「はい…」


『そんなことないよ。好きになんかならないよ』


そんな簡単にはね…


「よかったぁ…」


そんな嬉しそうに言われても…


可愛すぎてなんか妹みたいだなぁ



『じゃあっちのベンチに座って食べようか?』


「はい!」




俺と香織ちゃんは二人でベンチに座っていろいろ話した。


「あっ…あのメアドとかって聞いてもいいですか?」



『別にいいよ。えーっと赤外線で送るね』



「はい!」




「もうそろそろ暗くなるから帰らねぇ?」


『おう!』


海斗の一言で俺達四人は歩き出した。


『俺ここで曲がる』


「あっ…あたしも!」


アンパンマンもここで曲がんのかよ…




ついてね~
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