Meaning of Kiss



ばたばたと準備や確認を済ませて、
クローゼットから新品のヒールを出す。

これも、咲子が一緒に選んでくれた。

玄関に急いで、ヒールを履く。

いつも履くのより少し高くて、
シンの目線に近いなって思うと嬉しくなった。


「お待たせ!行こっか!」

「…うん」


なぜか顔を逸らしてしまったシンの耳は、やっぱり赤くて。

きっと、咲子が選んでくれたお陰。



―・・・



「わー…」



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