キミのとなり


只今、体育館前。
今から入場するのだ。


私は入場が苦手だ。

全校の先輩や先生が見ている前を歩くのは恥ずかしい…。

そして、前の列の人が歩き出した。


うっわ〜。もうそろそろだ。

すると、誰かが私の背中を優しく叩いた。

私は反射的に後ろをむくと、そこにはヒロがいた。

ヒロは私に優しく微笑み、歩き出した。


そして私も、みんなのあとをついていくかのように歩き出した。
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