永久の宝物

「でも、卓哉ただでさえ勉強とか忙しいのに…」


「そんなのいいから!」

卓哉は嬉しそうに、優しくあたしを抱き上げる。

「治ったら、伝えようと思ってた。」

「へ?」


「けど、治んなかったらとか治ったらとかそんなの関係ないって気づいたから。」


卓哉は微笑みながらあたしを見つめ、耳元で呟いた。


「俺と結婚してください。」
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