永久の宝物
第六章

変化


プロポーズの後、あたしのオッケーを聞いた卓哉はこれでもかというほど喜んだ。


それをみていて、あたしもうれしかった。

旅行から帰ったらそのまま市役所行って、婚姻届出すんだ。


さすがに2日もするのはよくないと思って、あたしたちは手を握りあって眠った。


…このときはまだ、暗い陰があたしに近づいてきてるなんて、気がつかなかった…
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