永久の宝物

「…愛?…愛…愛っ!」

お母さんが駆け寄る。

愛は、目を閉じたままだった。



先生たちが、愛からそっと離れ、時計を確認した。

「…12時35分…ご臨終です。」


…!

俺はたまらず駆け出した。後ろで、お父さんの声がしたが、止まれなかった。

ただがむしゃらに走った…。
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