永久の宝物
エピローグ

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6年後ー…

「先生、次の患者さんです。」

カルテを渡され、目を通す。


「どうぞ。」


「…注射…痛い?」

入って来てはじめの一言がそれって…

笑いをこらえながら、俺は女の子の頭をなでる。

「痛くないよ。先生が、痛くないようにするから。」
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