晴れ時々毒舌

甥っ子は、あきらてくれないし、困りました…



どうやら、おいちゃんなら絶対探せると言ってたらしいです…


こういう時だけ頼りやがってと思いながらも、海沿いを甥っ子と探してたら小さな草むらが、有りました。



かつての漁師さんが、船やその他の道具を捨ててるのか置いてるのか分からないような所でしたが、ピンときた僕は、そこに二人で入りました。



草が多くてあちこちはい回り、石の下を、見たり草むらを中年のおじさんが、必死になって探しました。



いましたー!!やはり石の下の薄暗い所に奴らは、いましたね。



だんご虫に奴らとか言ったら差別的だとか言われないよね…



僕は、甥っ子に居たぞー!!居たぞー!!叫びました。



その時甥っ子は、全く離れた場所でおじさんの事など気にしないで発泡スチロールと遊んでました。



やっと甥っ子に見せる、小さいね…と言われました…


そりゃ、おじさん だってもっと大きいの期待してたよ!


分かってくれよーと田中邦衛風に叫びそうでした。

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