ヤンキーで俺様な、あたしの彼氏
あたしは、手作りのお弁当箱を握りしめ、辺りを見回す。




そしたら。




「お~い、小夜。コッチ!」



どこからか、樫木くんの声が聞こえてきた。









あっ、いた!



高いところが大好きな樫木くんは、



屋上のポンプ室の上で昼寝をしていたみたい。



そう言えば……



さっきの授業、サボるって言ってたよね。




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