大好きだったよ。
いつのまにやら、朝になっていたようだ。


海のことが頭から離れることは無くて、


ストラップをあげたときの笑顔がずっと頭の中にいて。


気が付いたら朝だった。


いっそ、引き篭もっていたいという気持ちを押しつぶして、


リビングに向かう。


だけど、

リビングに、海はいなくて、


だから、もう一度階段を上って、


海がいる部屋に向かう。


< 80 / 220 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop