大好きだったよ。
「...やだよ」


久しぶりに本音を吐き、


その場で、泣き崩れる。


昨日は、すぐに海が来てくれたのに、


今日はいつまで経ってもこない。


気が付いたら、足が勝手に進んでいて。


海の家の前に来ていた。


ちょうど美海ちゃんが出てきて。


「...海潮?」


ちょっと気まずい


「...美海ちゃぁん...」


だけどいつの間にやら美海ちゃんに助けを求めていた。



< 82 / 220 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop