幼なじみと恋物語




上から降ってきた声に反応して顔を上げれば、呆れ顔の真梨がいた




「あ、真梨おはよ」


「おはよ、熱はもう大丈夫?」


「全快!ケイがね、お粥作ってくれたんだ!しかも食べさせてくれたんだよ!」


「……愛だね」




ケイとの出来事を思い出し、1人にやけていたわたしに、真梨の呟きは聞こえなかった







< 29 / 145 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop