偽りの友情


どう帰ったのか覚えていない。。

ただ、走って走って、走り続けていたような気がする。

由香・・・

私はいつも由香に助けてもらっていたのに。

なんて最低なんだろう。

でも、由香を助ける勇気がない。

音々に逆らう勇気があったらな・・・。




_____。



「晴香~!朝よ!!おきなさい~。」

お母さんの声が聞こえてきた。

・・・一睡もできなかった。

学校行きたくないー・・・。

私は重い足を動かし、朝食の準備がされている席へついた。


「ごめん。。今日はいらないや。」

座って間もない間に席を立ち、家を出た。

「・・いってきます。」

「大丈夫?気をつけてね?」

お母さんの声と同時に開いたドアがしまった。

よし、がんばろう。


私はゆっくりと学校へと向かった。
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