拾ってください!!《結婚しました!音々version》
「冗談て、音々ちゃん。」


「教えていただいて、ありがとうございます。


 教えていただかなかったら、

 向こうで、路頭に迷うところでした。


 ああ、でも、どうしよう、

 忍さんの冗談はともかく、

 どうしたらいいか考えなくちゃですね。」


その時、

忍さんがどんな顔をしていたかなんて、

気にならないほど、私は動揺していた。


この時もっとちゃんと、

忍さんと話していたらあんなことには

ならなかったのかもしれない。









 
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