拾ってください!!《結婚しました!音々version》
物置生活も一週間近く続き、
気持ちが緩んできたのかもしれない、
近くの銭湯から戻ってきたとき、
物置の異変に気がついた。
鍵が開いて?
そっとドアを開けると、そこに忍さんが座って待っていた。
「もしやと思ったけど、ずっとここに?」
「あ、あの私行くとこなくて…」
「ごめんね、音々ちゃん。
追い詰めるつもりはなかったんだ、
ただ、もうウィーンには行かせたくなくてね。」
「は?」
「母さんがあんなに逆上するなんて、
良かったよ、
未だここに居てくれて、
君も僕と同じ気持ちなんだね。」
「ええと?忍さん。」
「一緒にここから出よう、二人で暮らそう!」
「あの、あのっ、忍さん??」
「好きだよ!愛してるよ!」
気持ちが緩んできたのかもしれない、
近くの銭湯から戻ってきたとき、
物置の異変に気がついた。
鍵が開いて?
そっとドアを開けると、そこに忍さんが座って待っていた。
「もしやと思ったけど、ずっとここに?」
「あ、あの私行くとこなくて…」
「ごめんね、音々ちゃん。
追い詰めるつもりはなかったんだ、
ただ、もうウィーンには行かせたくなくてね。」
「は?」
「母さんがあんなに逆上するなんて、
良かったよ、
未だここに居てくれて、
君も僕と同じ気持ちなんだね。」
「ええと?忍さん。」
「一緒にここから出よう、二人で暮らそう!」
「あの、あのっ、忍さん??」
「好きだよ!愛してるよ!」