愛色と哀色の夜

「よし、じゃあ行こうか」

ルイさんは言うと、先に歩いて行ってしまいました。

「…ボク達も、行こう?」

麗奈はわたしの手を握ると、軽く肩が触れるぐらいに寄り添ってきます。

「えぇ…♪」

強く彼女の手を握り、わたしも肩が触れるぐらい寄り添います。

「…行きましょう、麗奈♪」








………この一言が、わたしと麗奈を永遠に繋ぐ魔法(のろい)だということをこの時の私は知りませんでした。








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