年下な君に夢中なんですッ!

 そして約束したお昼休み
 になった…
 緊張しながら屋上までの
 階段をのぼっていく。



ガチャ   キイィ



 屋上の扉を開けるとフェン
 スに寄りかかり風にあたっ
 ている美琴が見えた…



「美琴…話しって…」
 

「あたしね…」



 美琴はあたしの言葉をさえ
 ぎるように話し始めた。



「あたし・・・」



 その声はすごく震えていて
 今にも泣きだしそうなくら
 い弱弱しかった…
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