夏恋~あの夏は忘れない~
「千里ー遅い!」

後ろをみると、小春が頬を膨らまして立

っていた。小春とは、両親の付き合いで

小さい頃から、よく遊んでいた。

家が隣だからというかともあり、今でも毎日お

互いの家に遊びに行っている。
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