冷たいお兄ちゃんと禁断の恋



お兄ちゃんは



















私を抱きしめた。

















「…何でこんなに冷えてんだよ」















私の耳元で呟いたお兄ちゃん。





今の状況が理解できないままの私は、ただ、棒のように立っている。






「何でこんなに冷えてんだよ?」




「お、お兄ちゃん…?どうしちゃったの…?」








お兄ちゃんに抱きしめられてわかった。


















やっぱり私、お兄ちゃんが好きだ。



大好きだ。





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