いちごのような甘い恋。





「流星ってよんでよ」

「なんで?やだ」

「呼ばないと、キスしちゃうけど?」



キス?いやだ、そんなの絶対やだ。

だけど、どこかされたい自分もいて。



「流...星..」

「よく言えました」



そう言って流星はあたしにキスをした。



「なんでキスするの!?」

「そう言ってるくせに

 いやがってなかったじゃん?」



そう言って笑う流星。



そう、あたしはなぜかいやじゃなかった。



< 20 / 54 >

この作品をシェア

pagetop