いちごのような甘い恋。





放課後。



「莉子、まーた図書室?」



そう言って怒っているのは

あたしの親友彩美。



「ごめんってー!一緒に帰れるとき

 あたしから誘うからー!」

「もう、仕方ないなー…

 じゃあまた明日ね?」



そう言って、彩美はしぶしぶ帰った。




彩美、ごめんねっ!

心の中でそう謝りながら

図書室へ向かった。


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