いちごのような甘い恋。





「キスするなっていったのに!」



そう言って笑う莉子。



「生意気なやつ。」



そう言うと莉子は笑っていた。




「わー!流星見てみて!

 もうすぐてっぺんだよー!」

「はしゃぐなよ、お前もう

 高校生のくせに。」

「いーの!」



てっぺん…



「莉子」



俺がそう呼ぶと莉子はこっちを向きながら

「なあに?」といった。

俺はてっぺんになった瞬間

キスをした。


< 51 / 54 >

この作品をシェア

pagetop