ありったけの笑顔で…



数秒後、目をゆっくりと開けた。



そう、お願い事をした。


叶わない事ぐらい、嫌ってほどわかってる。

意味のない事ぐらい、当の自分が1番わかっている。



それでも、やめられないの。

一点の光が消えないの。





期待と言う………浅はかな光が。



今年はどうしようかな~。

夢花は、こういう時どうするんだろう…


でも…こんな過去の彼を追ってるなんて
重すぎて、言うのためらうんだよね。


信じてない訳じゃないの。


暗い弱い自分を見せるのが嫌なだけ。


いつも、元気な姿でいたいから!!


それにしても…どうしよう。




あたしはベッドの上でまるまりながら
考えていて、いつの間にか 眠ってしまった。


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