みっちゃんの魔法の靴
下駄箱の神様
ある日の午後、美智子は下駄箱の前でとてもおひげがなが~いおじいさんに会いました。美智子はおじいさんに「さようなら」と言おうとしました。でも、おじいさんが先に「美智子ちゃんかね?」と言われてしまいました。美智子はおじいさんに「なんで私の名前を知っているの?」と聞きました。おじいさんは、おかしなことを言いました。 「私の名前は下駄神。この下駄箱のなかに住んでいる。そして美智子ちゃん、きっと驚くだろうが、君のその靴、寝心地いいね。ずっと君の靴の中で私は寝ていたのだよ。」
< 10 / 16 >

この作品をシェア

pagetop