恋愛運UP?女子力UP!!

好きになっちゃった!

(Side理沙)

それは私が入学して1ヵ月がたった時。

「今から陸上部の紹介をはじめます。」

私はもうバト部に入る気だったから
全然話し聞いてなかったんだけど・・・

「わ――なにあの人」 「きゃ―――キモー」
「めっちゃおもしろ~い」

なんかすごい笑いがおきたから
発表してる人をみてみたら・・・

女の子のユニホームを着た
背の高いとってもかっこいい人が私の目に入った。
その時だったと思う・・・私はその人に・・・



―――――ひとめぼれしたんだ――――――

みんなが笑ってても私は
笑うことなんかできなくて。

終わってからもその人のことがずっと
気になってて・・・

「理沙~なにボーっとしてんの?
 早く部活行かないと怒られるよ~」

「あっごめんごめん!
 急がないとね。いこっか。」

真穂の言葉で別世界にいた感じだったけど
現実に戻ったみたい。

伊藤真穂は私の大親友。
クラスも一緒で部活も一緒だったし
なんか意気投合して仲良くなった。


ってか私すっごいあの人のこと気になってるな。
なんかまだ何にも知らないけど
かっこよくて優しそうで・・・
吸い込まれそうになった。
あんな人はじめてあった。

「ちょっと~理沙ほんと大丈夫?
 部活動紹介終わってからずっと変だよ。」

「ねぇねぇ真穂!私やばいかも!」

「はぁ。いきなり何言ってんの?
 理沙ちょっと病院にでもいったら?」

「いやいや。そうゆういみじゃなくて
 私好きな人っぽいのができた。」

「なに、っぽい人って。
 てかいついつ?聞いてないよ~
 だれだれ?」

「あのね・・・でも恥ずかしいっていうか
 でも言いたいけど・・・あのね・・・
 」

「はやく言えや―――」

「あ!うん。わかった。
 えっと発表します。その人とは・・・
 今日陸上部の紹介で女の子のユニホーム
 きていた人です」

きゃ―――はずかしい。!
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