サクラピリオド.

少年少女



ぼくは女だ

幼少期はとってもませていた


「この髪留めいや!かわいくない!」

母がきれいな髪型を結わえてくれるのが日課


毎朝バリエーション変えてくれるけど、
それでもすぐ飽きるぼく



わがままはこの時からぼくと一心同体なのだ


とうとうぼくは、園児のくせにパーマをかけた


ぼくは大人になった気分だった




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