海賊王子ヒースコート
取ってつけたような内容に、眼鏡のリチャードは不満げに頬を膨らませた。
「なにそれ。僕が期待していたセリフと違います」
「お前は何を期待していたんだ?」
「僕は、ギルが“それに…俺はアイリーン嬢が好きだから…”って言うもんだとばっかり…」
「死にたいか?」
いつも装備している銃を音も立てずにスッと取り出し、口達者な少佐に突き付けるギルバート。
「ギル!?落ち着こうね!?パーティー前に殺傷事件はよろしくありませんよ~!?」