海賊王子ヒースコート
そして数秒後、水により巨大化したジャッキーは船に戻ってくると、ヒースコートの肩を両足で掴まえた。
「へ!?な、何するんだ!ジャッキー!?」
「ジャッ!ジャ!!」
そのまま高く飛翔する。
ヒースコートは出航した船から舞い上がり、海の上を飛んだ。
「ジャッキー!?ヒースコート!?」
甲板にいた仲間達が驚きの悲鳴を上げる。
「早々に逃げるとは。大胆な奴だ」
ギルバートがヒースコートに銃口を向けた。
バーンと音がして銃弾が発射されるも、ジャッキーが上手く避けていく。
「ジャッキー!船に戻れ!」
ヒースコートの呼びかけも虚しく、ジャッキーはどんどん陸地に近づいていく。
「ヒースさん!?」
下方でアイリーンの声がした。