【完】I LOVE YOUが言えるまで

そんな話をしているところに、高倉登場です


「真理子さん、美緒さんと話出来ましたか」


登場したのはいいが、何だか空気が重い…。


「あの…、何かあったんですか?」


真理子と涼子は高倉をじっと見る。


そして、真理子は重い口を開く…。


「高倉くん…、美緒のことは諦めた方がいい。
お互いのために…」


真理子の言葉に高倉は呆然とする。


「高倉くんさ、美緒のことは諦めて、近い年の女子見つけた方がいいよ」


「俺も真理ちゃんと涼子ちゃんの意見に賛成だな」と野上が登場。


「孝浩さんまでそんなことを言わないで下さい。
真理子さん、美緒さんには好きな人が居るってことですか?だから諦めろと」


「それは私には分からない…。
でも、今の美緒の心には高倉くんが入れる隙はないと思う」


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