【完】I LOVE YOUが言えるまで
二人はタクシーに乗って、合コン会場のレストランに向った。
タクシーで十五分でレストランに着いた。
『合コン六時からって早くない?』
「そんなことより、美緒笑顔だからね。
もしかしたら、彼氏出来るかもしれないんだからね」
『はいはい』
乗り気でない美緒。
レストランの二階、すでにメンバーが集まっていた。
女子メンバーは双葉食品の総務、経理の女子が並んでいた。顔だけは知っている。
「うっそー!販売管理部主任の沢口さんだ」
と女子四人が驚く。
美緒は涼子の背中をつついた。
『涼子、この人たち何でこんなにビックリしてんの?って、顔は見たことあるけど名前知らない人ばっか…』
「名前は自己紹介で分かるから。
皆がどうしておどろいてるのかは、今に分かるよ」