年下意地悪王子様

「スー…スー…」


寝息を、たてながら。気持ちよく寝ている。知らない男の子。






「…格好いい」









いつも妄想している椿。今までに見た事がないくらいのイケメン。









そっと、ソファに近づき顔を覗き込む。




「綺麗な顔−…」




椿は見とれてしまった。





「どこかで見た事あるような…」





『ショウ。デビューシングル』





その時、テレビから流れる音楽に椿は…






「…すごい」








格好よすぎる顔
ほどよく筋肉がついている体
綺麗な声










一瞬で、椿はショウの虜になった。



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