年下意地悪王子様


「さてと!私は、ご飯でも作るかな♪」

「俺は、仕事がある。」

「え〜と…」



「椿は、翔音くんを部屋に案内して。」


「どこの部屋?」


「椿のとなりの部屋。」










はい?…私の隣の部屋って…。

え−ーーーー!!!













言われた通りに、部屋に案内する。



「綺麗な家だな。」

「有難う。」

「お前、つばきって名前なんだな。」

「う…うん。」






てか、…こいつさっきと態度が…

「これが、素だから。」



…あ。また、もれてましたか(泣)




「え〜と…ここが、翔音くんの部屋。」


「ふ〜ん。」




部屋の中を見渡す。佐藤翔音。





「このドアは?」

「あ!そこは、絶対に開けないで!」

「なんで。」





部屋の中にあるもう一つのドア。
そこを開けると…







「なんでも!絶対に、駄目だからね!」










そう言い残し。私は、隣の自分の部屋へ戻った。



.
< 16 / 72 >

この作品をシェア

pagetop