妄想姫の恋物語。





「翔、帰んぞー」

「おうー、よかったら一緒に

 帰らない?」

「え、いーの!?」



と、すかさず言うゆっこ。



「うん、もちろん」



そう言って翔くんは笑った。



「やったね」



そう、ゆっこはあたしにこっそり

耳打ちして、翔くんのもとへ行った。



うっわ、さっそく仲良くなろうとしてる。

あたし、どーしよー。


< 16 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop