君の言葉

金髪少年登場

この学校の図書室は校舎から少し離れていて


古い木造建築。


ガラガラガラ・・・・・・


図書室のドアを開けると


木の特有の匂いと


古い本の匂いがする。


ギシッ・・・ギシッ・・・


歩く度に床が少し軋む。


「なんかいい本あるかな・・・」


早速、本を探してみる


古い図書室だけどたくさんの本がある。


「これ、最近出たやつじゃん。」



私が手にとった本は


〈天使の羽〉


病気の主人公とその夫の物語。


欲しかったけど、買いに行く時間がなくて


買えないままだった。





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