野良イケメン飼いませんか? Ⅱ





タツヤはマリの手を取ったまま、他の女性たちに早く行けと指示する。


皆を先に“穴”へ逃がし、タツヤはゲートのおじさんと目を合わせた。



おじさんは左手を少しだけ挙げて、手の平をこちらに見せている。





微笑みの中に悲しげな表情が見えたのは、マリだけだったのだろうか。






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