10年後も…〜song for you〜

「なんだよ」

「ちゃんと挨拶しなさいよ。仮にも年上なんだから!ごめんね。晴人くん。バカな奴で」

「…2人は仲良いんだね」



そんな晴人の言葉に真琴と俺の言葉が同時に重なった。

「どこが!?」



晴人は、そんな俺たちを見て、フッと笑った。


そして、車は青信号に変わりまた走り出した。



絵里の視線が痛く、絵里の顔が見れなかった。












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