10年後も…〜song for you〜



ジジリリリリ…

携帯電話のアラームで、目が覚める。



7時半か…。


部屋のカーテンを明けると、朝日が眩しくて、目を細めた。



少し、頭が痛い。

二日酔いだ。

でも、この二日酔いが、昨日の出来事が夢じゃないことを証明してくれている。





部屋を出て、リビングと扉を開けると、

「おはよー真琴」

「うぃー」

健は、すでに起きていてお母さんが作った朝食を食べている。




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