桃色の初恋〈上〉


夢とはまた同じクラス。


「あっ、見て!!圭太君も愁君もいるよ」



B組には私と愁、圭太君に夢、4人が
そろった。


「すごくない!?」

「すげーな」



圭太君が夢の後ろに立っていた。


夢はまだ圭太君のことが好き。
だからきっと毎日がドキドキ
なんだろう。


私は、これから始まる愁との新しい恋を
楽しみにしていた。




『圭太君、愁は?』

「校庭。朝練してたよ」





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