桃色の初恋〈上〉




あの時、私は愁のことを何もわかって
なかったんだ。


愁の苦しみも、愁の痛みも何もかもわかっ
てなかったんだ。




私は、あなたにとっていい彼女じゃなかった
よね...



もっと愁のことをわかってあげられたら、
今、私は幸せだったんだろうな。



ごめんね、愁____










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