サクラのハナビラ




」まさかお前が姉ちゃんになるとは思わなかったよ‥。」




‥また予想外の言葉。




「でもまぁよろしくな‥姉ちゃん!」




そう言い残すと桜太くんは部屋に戻っていった。



姉ちゃん‥か‥。




これでよかったんだ。




桜太くんにとってあたしはただのお兄さんの彼女。




あたしもきっと勘違いだった。




これで考えるのは終わり‥。
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