短・チョコレートな恋【完】
だ、誰?!



あたしはあたしの腕を掴んだ。



手を辿るようにして見ていくとえぇ!?



涼太君だった。



パクパク


あたしはびっくりしすぎて声がでない。




「それ、俺にくれるんじゃないの?」



そう寂しそうな表情で言った。



「えっ!?えっ?」




パニックになるあたし。





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