隣の席の俺様ヤンキー


ふと気になるのは、隣の席の蓮の姿


なんでいないんだろう・・。


私が昨日蹴り入れたせいで?


いやいや・・。



「こら絢香。」


「は、はい」すぐ顔を上げると、そこには先生の顔があった



「遅刻までしといて、なにをそわそわしてる。罰として資料を教材室に運ぶように。」


ドサッと私の机の上には、たくさんの資料が置かれた


「こんなに・・ですか?」


「当たり前だ。未奈美は、日直の仕事な。」


「え、はい。」未奈美は、少しとまどいの顔をしてから返事をした


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