どうしようもない幼なじみに…
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学園祭の日、私は凌太と登校した。
「凌太、お前ら相変わらず仲いいな。今日のペア、代わってやろうか」
近寄ってきた大和が言いだした。
「な、何言ってるんすか大和っち。らしくないっすよ」
凌太はそう言って作り笑いを浮かべる。
「らしくなくて悪かったな」
大和は不機嫌そうにしかめっ面をした。それから凌太を連れて教室の隅に行ってしまう。
一人残された私は机の上に置いてあるクラスカラーのはちまきをカチューシャみたいにして巻いた。